趣味で書いているレビューをネットに転載
ポリス猫DCの事件簿/若竹 七海 D
しょぼい。
読了直後でも思い出せない話があるほど印象に残らなかった。魅力に欠ける謎に、ややかすぎる伏線とひねりのたりない真相。
そのくせ複数の事件を扱う話ばかりで手軽さはない。
女性連続殺人事件もいらなかったのではないか。島の外のできごととして話が独立しているので、各編がつながって大きな1つの話になる感覚はなく、最後に詰め込んだのもあって蛇足にしか感じなかった。
あと、コージーにしては嫌な奴が多いのはまだしも、明らかにギャグ担当の三田村成子がちょっと性悪すぎないだろうか。失態をYoutubeに流して大事にしようとする辺りリアルに嫌らしくて笑えない。
しょぼい。
読了直後でも思い出せない話があるほど印象に残らなかった。魅力に欠ける謎に、ややかすぎる伏線とひねりのたりない真相。
そのくせ複数の事件を扱う話ばかりで手軽さはない。
女性連続殺人事件もいらなかったのではないか。島の外のできごととして話が独立しているので、各編がつながって大きな1つの話になる感覚はなく、最後に詰め込んだのもあって蛇足にしか感じなかった。
あと、コージーにしては嫌な奴が多いのはまだしも、明らかにギャグ担当の三田村成子がちょっと性悪すぎないだろうか。失態をYoutubeに流して大事にしようとする辺りリアルに嫌らしくて笑えない。
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船上にて/若竹 七海 D
『クール・キャンデー』や『ぼくのミステリな日常』のようなシンプルながらもこちらの盲点を突くようなオチを期待していたのだが、いまひとつだった。
やたらと後味を悪くしようとした話が多いが『ハッピーエンドにさよならを』同様ひねりがたりない。
話の持っていき方も強引でチープな印象は否めない。
『かさねことのは』は宛先を伏せた手紙というのはおもしろかったが、読者がついていけないほど話を込み入らせて煙に巻くやり方は好きになれない。
また、表題作だがミステリーで作品末に注釈を描くのは配慮がなさすぎやしないか。
『クール・キャンデー』や『ぼくのミステリな日常』のようなシンプルながらもこちらの盲点を突くようなオチを期待していたのだが、いまひとつだった。
やたらと後味を悪くしようとした話が多いが『ハッピーエンドにさよならを』同様ひねりがたりない。
話の持っていき方も強引でチープな印象は否めない。
『かさねことのは』は宛先を伏せた手紙というのはおもしろかったが、読者がついていけないほど話を込み入らせて煙に巻くやり方は好きになれない。
また、表題作だがミステリーで作品末に注釈を描くのは配慮がなさすぎやしないか。
不連続殺人事件/坂口 安吾 D
古い作品のトリックはこのぐらいかとは思うのだが、似たようなトリックのこれ(http://tuide.blog.shinobi.jp/Entry/182/)に比べると読みやすさで圧倒的に引けを取っている。やたらと多い登場人物と入り組んだ人間関係、細々と指定された地形とだいぶややこしい。
あと心理の足跡ってこちらに向かってくるのだから反対方向に行くのはごく当たり前の判断ではと思ってしまうのだが。どこかで読み違いをしているのだろうか。
というかこんな異常者だらけの行動の自然不自然というのは…(ここも犯人の狙いか?)
古い作品のトリックはこのぐらいかとは思うのだが、似たようなトリックのこれ(http://tuide.blog.shinobi.jp/Entry/182/)に比べると読みやすさで圧倒的に引けを取っている。やたらと多い登場人物と入り組んだ人間関係、細々と指定された地形とだいぶややこしい。
あと心理の足跡ってこちらに向かってくるのだから反対方向に行くのはごく当たり前の判断ではと思ってしまうのだが。どこかで読み違いをしているのだろうか。
というかこんな異常者だらけの行動の自然不自然というのは…(ここも犯人の狙いか?)
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読書・映画・ゲーム
自己紹介:
S
稀に見る傑作。
A
おもしろい。
B
まあまあ。
C
標準ランク。人によってはB。
D
微妙。
E
読むのが苦痛なレベル。
F
つまらないを越えた何か。
×
エックスではなくバツ。よほどアレでない限り使わない。
稀に見る傑作。
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おもしろい。
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まあまあ。
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