趣味で書いているレビューをネットに転載
Go West!(1~4)/矢上 裕
期待を持たせてくれた冒頭に比べて終盤があまりにもおそまつ。
特にミンゴとガンマンに関する結末はやっつけにもほどがある。
そこまではシリアス部分とギャグのあんばいがちょうど良く、読んでいてそれなりに楽しめる。このそれなりというのがくせもので『ヒツカツ!』の時にも思ったのだが、どちらかなり両方なりをもう一歩進化させないと、いつまで経ってもそれなりにおもしろいけど打ち切りという展開から逃れられないのではないだろうか。
C
期待を持たせてくれた冒頭に比べて終盤があまりにもおそまつ。
特にミンゴとガンマンに関する結末はやっつけにもほどがある。
そこまではシリアス部分とギャグのあんばいがちょうど良く、読んでいてそれなりに楽しめる。このそれなりというのがくせもので『ヒツカツ!』の時にも思ったのだが、どちらかなり両方なりをもう一歩進化させないと、いつまで経ってもそれなりにおもしろいけど打ち切りという展開から逃れられないのではないだろうか。
闇月王/坂田 靖子 <文庫>
オチでクスリとくる小話、闇月王。
「あいつらはたとえ本物のユーレイをみても生存してるって書類をつくる連中ですよ。」(保険会社を指して)のように主人公とシャオピンのかけ合いがおもしろいテンプテーション。
『ビーストテイル』や『ダンジョンズ&ドラゴンズ』ではほのぼのとしたストーリーだったが、本作は王道コメディーなのでより万人受けしやすい。反面オリジナリティーという点では劣るか。
あと、闇月王が松ぼっくり程度しか思いつかないというくだりがあるが、最初に剣を落としているのはけっこう凶悪では。
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オチでクスリとくる小話、闇月王。
「あいつらはたとえ本物のユーレイをみても生存してるって書類をつくる連中ですよ。」(保険会社を指して)のように主人公とシャオピンのかけ合いがおもしろいテンプテーション。
『ビーストテイル』や『ダンジョンズ&ドラゴンズ』ではほのぼのとしたストーリーだったが、本作は王道コメディーなのでより万人受けしやすい。反面オリジナリティーという点では劣るか。
あと、闇月王が松ぼっくり程度しか思いつかないというくだりがあるが、最初に剣を落としているのはけっこう凶悪では。
今夜も一人で眠れない/あらい きよこ/おおばやし みゆき/おの えりこ/高宮 智/熊崎 小真子/小室 栄子/かがり 淳子/山田 さくら
最後の言葉が主人公の変化を効果的に表している『鏡の中の私』がベスト。
『あなたにそばにいてほしい』『ニワトリが見ている』『記憶の森』『目立ちすぎる幽霊』は主人公達が苦難を乗り越えてハッピーエンドというただの友情物・恋愛物。明らかに話の中心が恐怖部分ではない。
正反対にホラー要素にフォーカスしてくれたのが『メッセージはS.O.S.』。
『少女人形店』は主人公がおしゃれになっていく描写は良かったが、同じ出発点の鏡と比べると一歩たりないか。
『絵本の国へようこそ』ベタな話を普通に描いていて特になにも感じず。
D
最後の言葉が主人公の変化を効果的に表している『鏡の中の私』がベスト。
『あなたにそばにいてほしい』『ニワトリが見ている』『記憶の森』『目立ちすぎる幽霊』は主人公達が苦難を乗り越えてハッピーエンドというただの友情物・恋愛物。明らかに話の中心が恐怖部分ではない。
正反対にホラー要素にフォーカスしてくれたのが『メッセージはS.O.S.』。
『少女人形店』は主人公がおしゃれになっていく描写は良かったが、同じ出発点の鏡と比べると一歩たりないか。
『絵本の国へようこそ』ベタな話を普通に描いていて特になにも感じず。
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三枝
性別:
非公開
趣味:
読書・映画・ゲーム
自己紹介:
S
稀に見る傑作。
A
おもしろい。
B
まあまあ。
C
標準ランク。人によってはB。
D
微妙。
E
読むのが苦痛なレベル。
F
つまらないを越えた何か。
×
エックスではなくバツ。よほどアレでない限り使わない。
稀に見る傑作。
A
おもしろい。
B
まあまあ。
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標準ランク。人によってはB。
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微妙。
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