369 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 00:30 ID:???
期待をすればするほど挫折が恐い
370 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 02:42 ID:???
挫折、ね。
弱者にこれほどふさわしい言葉はないね。
例えるならそう、ヘビに睨まれたカエル?
いや、そのヘビをも食らおうとするイボガエル様に見つめられた者が吐くセリフだよ。
もちろん僕のような選ばれし「優良種族」には縁のない言葉だけどね。
しかし希有だよね。
こんなかたちでまた君達と出会えるなんてさ。
涙の卒業から随分経つというのに、うちのクラスときたら同窓会すらやらないんだから。
大抵、卒業して何年かしたらやるだろ?ねぇ。
…おい、そこ。
誰が誘ってもらえてないだけだって?
そんなわけないだろ。この僕を差し置いて同窓会やったって意味ないでしょうが。
そうした催しごとにはエンターティナーが必要だろう?
そう、言わばスター的存在がね!
この僕ほど、同窓会の司会者に適した人材が他にいるかい?
いや、いない。
おそらくこの宇宙を隅から隅まで探したっていやしないさ。
それだけ僕等はすんばらしい能力を持っているんだよ。
…信じていないね。その目は。
まあいい。その力の一端をここで見せれば信じるしかないだろう。
まず、そこの君。コップに水お願い。
そっちの君は紙にあれ書いといて。あと新500円玉。
371 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 03:02 ID:???
これはイマイチ。文章力が…。
372 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 03:29 ID:???
風間さんは僕と隣にいた暗そうな人を指差して言った。
他の皆も僕達を見つめている。
仕方ない、気は進まないけどやるか。
僕は席を立ち、コップに水を入れながら考えた。
それにしても一体何を言っているんだこの人は?
「イボガエル」だの「優良種族」だの。ワケが分からないよ。
…この辺りのことは深く考えないようにしよう。
考えれば考えるほどこの人のペースなんだから。
僕は水を入れたコップをテーブルに置いた。
すると風間さんは「よくできました。…ハイ君、彼は僕の言うとおりにしたんだ。次は君の番。」と隣の人を急かした。
しかし隣の人は顔を上げようともしない。さっきからずっとうつむいたままだ。
それに気を悪くした風間さんは立ち上がって「君!僕がせっかくいいものを見せてあげると言っているんだ。そのくらいの協力はして当然だろう!?」とつめよったがそれでも隣の人は無反応。
まずい。これ以上険悪になると喧嘩になってしまう。
そのまま見ておきたい気もしたが、とりあえず僕はこの場を収めようとした。
「まあまあ。僕がやりますから。風間さんもそんなに怒らないで下さい。」
風間さんは分かってくれたようで「全く…」と独り言をいいながらも席に着いてくれた。
僕は、財布を出して新500円玉を探す。運よくあった。
500円玉が財布にあることは分かっていたけどそれが新なのか旧なのかなんて絶対考えないよ。
大体どうして新500円玉でないといけないだろう…と思いながらそれもテーブルへ。
後は紙に「あれ」を書けば風間さんの舞台となるんだけど「あれ」って何のことだろう?
まさか紙にそのまま鉛筆で「あれ」と書け、という意味ではないはずだけど。
とりあえず何も書かずに紙と鉛筆を用意してテーブルに置いた。
「あのう風間さん…『僕がやります』と言っておきながら申し訳ないのですが…
さっき言った『あれ』って何の事なんですか?」と僕は聞いた。
風間さんはフウとため息をついた。
まるで「そんなことも知らないの?」と言いたげだ。
#316さんとは別人です。
373 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 03:29 ID:???
さて、準備が整ったところで始めようか。
ん?イマイチ?文章力が無いだって?
…失礼な。
僕は遊びでやってるんじゃないんだよ?
これらは全て儀式に必要なものなんだ。
君がそんな態度じゃあ、神聖な儀式も台無しだよ?
オホン、では気を取り直して…ZHKSJDM、SDNTUYIUYW…
ビカーッ!ガラガラガラ!ドッカーン!!…。
…ね。すごかったろう?
お見せできないのが非常に残念だが、今僕の手には君が一番欲しがっているものが握られているんだ。
君に直接渡してあげたいのは山々なんだが、今回は縁が無かったと諦めてくれ。
たっぷり楽しんで頂いたところで、僕の話はおしまいだ。
え?全然怖くなかったって?
そりゃ、怖い話なんかしていないからね。
どちらかというと夢のある話だったかな?
ま、ここらで一息つくのもいいじゃないか。
>>の言うような百物語になってしまったらそれこそ大変だろ?
ここにいるのは当時と同じ面子、そしてこの場所は時の止まったレトロゲーム板。
全てあの時のまま、続いているんだ。呪いの儀式はね。
君…次あたり、そろそろやばいんじゃないか?
そうなる前に、やはりこれを渡しておこう。
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l | ∩
lヽ / / / l
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/ / / レ / ノ |
| ヽ 。_ 。 〈 //
| /o;:へ゜ヽ ∠_
| ∈∈ー∋∋―-ニ⊃
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374 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 15:32 ID:???
?????
376 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 23:48 ID:???
そのうち、これをまとめて一つのサイトにしよう
377 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/23(水) 00:01 ID:Akhv0Fug
すごいねー。
378 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/23(水) 01:47 ID:vwm9AVRo
6話目は誰が話してくれるの?
稀に見る傑作。
A
おもしろい。
B
まあまあ。
C
標準ランク。人によってはB。
D
微妙。
E
読むのが苦痛なレベル。
F
つまらないを越えた何か。
×
エックスではなくバツ。よほどアレでない限り使わない。