297 名前: 学校であった初心者 投稿日: 2001/05/18(金) 19:12 ID:s6fMAm4w
ここのスレッドで面白そうだと思って、今日、バイトのお金で
スーファミJrを買い、ローソンで「学校であった怖い話」を
書換えてきました。
プレステは持っていますがプレステ版はなかったです。
生まれて始めて自分で買うスーパーファミコンとゲームだけに
楽しみです。
今日は暑いから怖いゲームはちょうどいいです。
今からスタートします。質問させてもらうかもしれないので
暇だったら誰かアドバイスお願いします。
300 名前: >>297 投稿日: 2001/05/19(土) 03:35 ID:???
そのゲーム、プレイしない方がいい。
なぜならそのゲームには、まだどの攻略本にも載っていない
「呪われた隠しシナリオ」が入っているかも知れないんだよ。
かも知れない、というのには理由があってね。
実はニンテンドウパワーに収録が決まったとき、あるディレクターが
新シナリオを追加したらどうかと言い出したんだ。
もちろん隠しシナリオとしてね。
元々驚かしてナンボなゲームだから、どの攻略本にも
載っていないシナリオなんか出た日にゃみんな驚くだろう?
スタッフ一同乗り気で新シナリオを作りだしたんだ。
だけどやはり納期が短くてね。
とても最終テストまで間に合わなくて、お蔵入りが決まったんだよ。
任天堂には、市販されたものをそのまま納める事になったんだ。
元々間に合わないことがわかっていれば、この企画が
立ちあがる前にやろうとも思わなかったはずなんだけど、
言い出しっぺのディレクターがすごい入れ込みようでね。
その熱意だけで押されて始まったような企画だったんだ。
結局、そのディレクターのシナリオが間に合わないのが原因で
お蔵入りになったんだけど…
やはりそのディレクターが黙って納得するはずがなかった。
任天堂に納めるロムに、まだテストが完了していないそのロムと
すりかえて納めてしまったんだよ。
しばらくしてその事が発覚して、慌てて市販されたものと同じロムを
納めなおしたんだけど、どうやら既に幾つかの店舗には入ってしまったらしくてね。
仕方なくそのロムの動作確認を行うことになったんだ。
とにかく分岐の条件が複雑なので、多くのテスターが導入されてのテストとなった。
俺はその時のテスターの一人だったってわけさ。
301 名前: 続き 投稿日: 2001/05/19(土) 03:36 ID:???
こんな騒ぎを起こした張本人であるディレクターがどうしているかって?
それが、事件が発覚する前に辞めてしまったんだよ。
何の資料も残さずいなくなってしまったもんだから、新シナリオの出し方どころかそんなものが本当に入っているのかさえわからない状況だった。
まさか世に出るとは誰も思っていなかったし、納期もギリギリだったから
仕方がないと言えば仕方のないことだったのかもしれない、と思っていたよ。
…あんな事件が起きてしまうまではね。
その事件が起きたのは、テストを始めてから4日後の深夜だった。
テスターたちは、状況が状況だけに不眠不休でのテストを強いられていたんだが、それが4日も続いてしまうとさすがにみんな意識が朦朧としてきてしまってね。
俺自身も舌が回らなくなっていたし、視力も大分弱ってきていた。
そんな中、少し離れた席にいたやつが突然奇声のようなものを発して倒れてしまったんだ。
この状況じゃいつ人が倒れてもおかしくない。そう思っていたんだが、
そいつのテストしていた画面に、見た事もない不気味な顔が映っていたんだ。
一気に目が醒めた俺は、早速メーカーの人間を呼びだした。
それが隠しシナリオだったかどうかわからなかったが、とにかくヤバイと直感的に感じたんだ。
少ししてメーカーの人間が現れ、その画面を見て声をあげた。
テストはそこで打ち切りとなり、全店舗でニンテンドウパワーのサービスを停止させて、丸ごとデータを書き換えることに決まったらしい。
さすがに詳しい事情は公開しなかったようだけどね。
後でわかったことなんだが、あの不気味な顔は辞めたディレクターの顔にそっくりだったそうだ。
案の定というべきか、そのディレクターは既に自殺していたよ。
テスト中に倒れたテスターがその後どうなったかは知らないが
あまりいい結末は期待できないよな。
もし、攻略本に載っていない話が始まったら気を付けた方がいい。
その呪われたシナリオは、バッドエンドしかないのだから。
以上で俺の話は終りだ。次は誰が話してくれるんだい?
302 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 07:15 ID:???
あ、ウソだから信じるなよ。
309 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 17:42 ID:???
>>300~301
は天才だと思う。
稀に見る傑作。
A
おもしろい。
B
まあまあ。
C
標準ランク。人によってはB。
D
微妙。
E
読むのが苦痛なレベル。
F
つまらないを越えた何か。
×
エックスではなくバツ。よほどアレでない限り使わない。