趣味で書いているレビューをネットに転載
バイバイ、ブラックバード/伊坂 幸太郎
『グッド・バイ』未読。
読者の望んでいるものが書けたとは巻末インタビューの言葉だが、盛り上がらない話をキャラ付けと冗談をまじえた文章でどうにか読めるものにしている辺り、最近の傾向に属する作品だと思う。
『SOSの猿』もそうだったのだが、変な人物が誰かに迷惑をかけているとはっきり書かれるようになり、繭美に少しずつ親身になっていくという本作の足を完全に引っ張っている。多くの読者が彼女よりもラーメン屋や宝石店の店員に感情移入するのではないだろうか。
D
『グッド・バイ』未読。
読者の望んでいるものが書けたとは巻末インタビューの言葉だが、盛り上がらない話をキャラ付けと冗談をまじえた文章でどうにか読めるものにしている辺り、最近の傾向に属する作品だと思う。
『SOSの猿』もそうだったのだが、変な人物が誰かに迷惑をかけているとはっきり書かれるようになり、繭美に少しずつ親身になっていくという本作の足を完全に引っ張っている。多くの読者が彼女よりもラーメン屋や宝石店の店員に感情移入するのではないだろうか。
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読書・映画・ゲーム
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S
稀に見る傑作。
A
おもしろい。
B
まあまあ。
C
標準ランク。人によってはB。
D
微妙。
E
読むのが苦痛なレベル。
F
つまらないを越えた何か。
×
エックスではなくバツ。よほどアレでない限り使わない。
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おもしろい。
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まあまあ。
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