趣味で書いているレビューをネットに転載
C
複雑怪奇という言葉がピッタリの百鬼夜行シリーズ第2弾。
長大な紙束にみっちりと詰め込まれた文には無駄な部分などなく、広げに広げられた風呂敷が終焉に向けて畳まれていく様は圧巻。
ただ、謎の壮大さに比べて結末がスケールダウンしてしまったのは残念。メインであろう美馬坂の研究についても伏線がなかったような…。
また、文庫版(前作『姑獲鳥の夏』のレビュー参照)の便利レイアウトもなく、解決編の頃には疲れて驚く気力もなくなっているのもカタルシスを減じさせ、”長々と付き合わせてコレかよ”感は否めない。
ちなみに、映画化・マンガ化・アニメ化とシリーズ最高傑作と呼ばれるにふさわしい人気ぶりを誇っている。
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稀に見る傑作。
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おもしろい。
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まあまあ。
C
標準ランク。人によってはB。
D
微妙。
E
読むのが苦痛なレベル。
F
つまらないを越えた何か。
×
エックスではなくバツ。よほどアレでない限り使わない。
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