303 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 12:48 ID:???
参りましたね……300さんの話僕にも心当たりがあるんですよ。
実はそのデイレクターは僕の家の隣に住んでいたんですよ、だから
僕は300さんの知らない、ディレクターについての話も知ってるんですよ。
本当はちゃんとした話す予定だったんですが、そのディレクターについての話をちゃんとした話の代わりにしたいと思います。
あのー皆さん突然だと思うんですが、人形についてどのようなイメージを抱かれているんですか?
怖い・暖かい・優しい・懐かしいなど人によってそれぞれイメージが違うと思うんですよ。
でも日野さん……あっ、ディレクターの本名です、彼は人形に対して異常なほどの恐怖を持っていました。
304 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 13:21 ID:???
イイイイイイイイイ!!!(・∀・)
から>>303がんばれ
308 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 17:08 ID:???
>>303は責任もって最後まで語れ。
3話目は俺が語ってやるじゃら。
310 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 17:55 ID:???
303の続き
ある日彼は僕にこう言いました…「俺は今あるゲームソフトの
製作を手がけてるんだ、まぁ内容は学校であった怪談をサウンドノベル風にしたものなんだ、それでなその中に俺はとっておきに怖いシナリオ
をいれようと思ってるんだ、聞きたいか?」
そのときの彼の目つきは今でも覚えてます、例えるなら蛇のような爬虫類の目……今思えば彼はその時からナニカに操られていたのかも
知れません………
あっ、彼が言ったとっておきの怖い話はですね……彼がまだ子供のころにいた地方で実際にあった話らしいのですが…彼はここに引っ越してくる前はとある農村地帯にある村に暮らしていたのです。
そこで伝承のように残ってる話なんですけど、簡単に言いますと
そこの村ではある神様がいてその村人はその神様に生贄を捧げることで
村にいろんな恵みを与えてくれるのでした。
しかもその生贄というのは村人が選ぶのではなく神様の使いの人形が選ぶらしいのです。
311 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 18:41 ID:???
310の続き
彼はその伝承を最初聞かされたときはまったく信じてなかったそうです。
そんなある日彼は友達と一緒に神社で遊んでいたときに、彼は一体の
古ぼけた人形を見つけました。
これは余談なんですが皆さん形代って言葉知ってますか?
人形は今でこそ子供の遊戯具なんですけど、その人形という
言葉は形代からきていると言われています。
その形代そのものは宗教行事に使われていたり、人の身代わりとして
使われていたそうです。
すみません本題に戻ります…………
彼は見つけた人形を拾おうとした瞬間に人形から眩しい光が出て
彼は人形を見失ったそうです。
不思議に思いながら彼は友達がいる方に戻ったらしいのです、
そこに………いたんですよ、人形が。
ちょうど友達の肩の辺に手を乗せた感じで立っていたんですよ。
そのとき彼は友達が虚ろな目をしていることに気づいたそうです。
そして友達は何故か木に打ち付けられている五寸釘を抜いて
自分の首に……友達は出血多量でショック死でした……
彼が言うには人形は彼の友達が死んでいくのを何一つ表情を変えずに
見て最後に彼の方を向いて笑いながら消えたそうです。
312 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 19:27 ID:???
311の続き
そして彼はその昔あったことを舞台を学校にし
登場人物を高校生に変えてゲーム内で出そうとしたのでした。
彼が言ったシナリオはこうです、主人公がいる学校には昔から
ある一体の人形に生贄を捧げていてその見返りに学校側は生徒が
一流大学進学やスポーツでも上位にいけれるようになる、という
話です。
彼が言うにはその話に隠し分岐をいれてある隠しシナリオを作ろうと
思っていたらしいんです。
そのとき僕は嫌な感じがしたんですよ、自分の体が何者かに押さえつけられているような感じがね…………
それから数日後彼が言ってたゲーム「学校であった怖い話」が発売される
まであともう少しといった時期に彼から電話がかかってきました。
「今から家にこないか?隠しシナリオがようやく完成したんだよ」
僕は信じられませんでした、隠しシナリオは間に合わなくて
駄目になったはず……それ以前に彼はつい最近会社を辞めたはずです。
僕は用事があると嘘をついて彼の家には行きませんでした。
……次の日彼は遺体で発見されました、自分の部屋で首に五寸釘を
刺して死んでいました。
警察はこのことを自殺と判断し、これ以上詳しく調べなかったそうです。
あの~300さん、もしかしてモニターに不気味な顔が写ったのって
夜中の2時40分じゃないですか?
実はその時間なんですよ日野さんが死んだときの。
……今でも僕は後悔してるんですよ、もしあの電話があったときに
日野さんの家に行けば、彼を助けれたかもしれないのに………
僕の話はここまでです……次の方どうぞ。
313 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/19(土) 20:53 ID:???
話書いてる人、良くわかってる。
怖いし感動できるね。
名乗ってなくても誰かわかるし(笑
319 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 00:26 ID:???
ゲームのシナリオの話といえば、トイレの話が面白かった。
トイレって、人の行く場所には必ずあるだろう?
どんな土地でも、どこの建物に入っても必ずと言っていいほどトイレはあるよね。
たとえば仕事の訪問先で緊張していても、トイレに入れば息抜きできる。
人間にとってトイレとは、究極の癒しの空間なんだよ。
少なくとも僕はそう思う。もちろん君もそう思うよね?
だからこそトイレは重要なんだ。
臭いとか汚いとか気持ち悪いなんていって毛嫌いしていると、手痛いしっぺ返しを食らうかも知れないよ?
僕の話は、ひどい目にあったある知り合いの話だ。
現代人が毎日通うところで、トイレがない場所があるのを知っているかい?
電車の中だよ。
奥にあるってことは知っていても、もし満員電車だったならそこへ辿り着くのは不可能に近いだろう?
大声をあげて「すみません、トイレに行かせてください」なんて言えるわけがないしね。
しかも目的地が次の次の駅ぐらいなら、なんとか我慢し通そうと思っちゃうよね。
トイレのために降りたことのない駅に降りたとして、もしもその駅にトイレがなかったりしたら最悪だしね。
その知り合いは、まさにそんなことを考えていたんだ。
もちろん、満員電車の中でね。すでに額は脂汗でびっしょりになっていた。
電車が揺れるたび、「トイレに行かせてください」って言おう言おうと思うんだけど、寿司詰めの車内を掻き分けトイレへ向かう姿を想像すると、どうしても周囲の目が気になってね。
限界まで我慢しとおそうと頑張っていたんだ。
だけど本人がどう頑張ったって、回りの人が押してくるんじゃどうにもならないよね。
しかもお腹のあたりに鞄を押し込んでくる人もいて、なんかわざとやってるんじゃないかって思ったよ。
そうしている内に、その知り合いにとって最後のチャンスがやってきたんだ。
320 名前: 続き 投稿日: 2001/05/20(日) 00:27 ID:???
目的地の手前の駅に到着したんだよ。
その駅には今まで一度も降りたことが無かったんだけど、結構大きい駅だしきっとあるはずだ。
その知り合いは、意を決して電車から降りることにしたんだ。
しかし初めて降りる駅だから、トイレの位置どころか階段の位置もわからず、しばらく右往左往するはめになったんだ。
もう、その知り合いは限界にきていた。
蒸し風呂みたいに暑かった車内から出た身体は急激に冷え、お腹の具合は更に悪くなっていたんだ。
君は、その知り合いがその後どうなったか続きを知りたいかい?
その続きを知っても、君は僕の友達でいてくれるかい?
…やっぱり君は僕の友達だ。いや、親友と呼んでもいい。
その知り合いはね、トイレの神様を冒涜していたんだよ。
もちろん本人にそのつもりはなかったんだけど、トイレの神様は見逃してくれなかったんだ。
知り合いは、バカなことをしてしまったもんだと深く後悔していたよ。
冒涜って、一体何をしでかしたのかって?
その知り合いはね、前日にトイレを使うとき、手を洗わずに使ってしまったんだよ。
それでトイレの神様の逆鱗に触れてしまったというわけさ。
君はもちろん、トイレを使う前にしっかり手を洗っているよね?
僕はもちろん洗っているよ。
さて、僕の話はこれで終りだよ。
次は誰かな?
321 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 01:42 ID:Qk0GCq.s
300からのほんとに巧いっすね
にやりとしてしまいました
で、真夜中に学怖の創造をするのは自殺行為だと思い知らされました
まじでこわい・・・・・・・
322 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 02:07 ID:???
さぁ四話目は誰が話してくれるんだい?
333 名前: 13 投稿日: 2001/05/20(日) 20:00 ID:???
えっと、じゃあ次の話は私がするわね。
319さんの知り合いの人大変だったねぇー
今度は駅の神様に罰を受けなきゃ良いけどね。きゃはは。
あ、私は大丈夫よ。
ちゃーんと、洗ってるもん。使う前と後に、ちゃんとね。
じゃあ私も神様の話しよっかなぁ。
死神の話。
あー、今笑ったでしょ?
死神なんてベッタベタの話なんか出してきてツマンネエの
っとか思ったりしてるでしょぉ?
え?思ってないって?
ホントぉに?
別に傷つかないからホントのこと言ってくれてもいいよ。
―――違うって?
ふぅん。そお。
でもそんなこと思ってるよおな目してたんだけどなぁ。
あ、尚更気をつけてよね。
そんな目ばっかりしてたら、ホントに死神に殺されちゃうよ?
きゃはは。
ま、いいや。続きね。
死神って悪魔とよく間違えられちゃうんだけど、全然違うんだよ。
あたしはよくわかんないんだけど、
悪魔って、人間の魂を引き換えにして願い事を聞くって言うじゃない?
だから、契約して魂を悪魔に取られて哀しいなんて、自業自得ってか、
当然だよね?ギブ&テイクにのっとってるんだもん。
だけど、死神は違うんだよ。
死を司る神様なんだよ。この森羅万象のなかで、死のパートを担当してるわけ。
よく、なんか事故とかあったりしたときとかさ、
家族や恋人が死んじゃって『神様はなんでこんなことしたんだ』
って悲しむじゃん。外人とかは特にさ。
しょうがないことなんだよ。
死神に嫌われたんだもの。造った神様には嫌われてないけど。
あたしたちみんな死神に嫌われてないから生きてるんだよ。
え?なんかの宗教みたい?きゃはは。
しょうがないよね。だけど私はそう思うんだよ。
自分で経験して思ったことなんだからさ。
でね、死神に嫌われちゃったら殺されちゃうけど、
逆に好かれるとさ、今度は力になってくれるんだよ。
―――力って分かるでしょ?
そう。誰かを殺してくれるんだよ。
死神の力ってそれしかないもんね。あはは。
ねぇねぇ、あなたは誰かを殺したいって思ったことある?
正直に言ってよ。
1.ある
2.ない
(カウンタ10時までに多いほうの選択肢に移行。)
334 名前: まず最初は綺麗事な選択肢を選ぶ癖があるので 投稿日: 2001/05/20(日) 20:52 ID:???
>>333
2.ない
335 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 20:52 ID:???
じゃあ俺も2
336 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 21:10 ID:pQdLObqg
2・死んで欲しいと思うことはあるが・・・。
337 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 21:13 ID:???
>333
2ばっかだとなんだし、
俺は1に一票入れてみる。
338 名前: 荒井 投稿日: 2001/05/20(日) 22:07 ID:???
1・・・・ふふっ、ありますよ。自分自身を殺したいと思ったことですけどね。
340 名前: 風間 投稿日: 2001/05/20(日) 22:14 ID:???
2・君達そんなこと考えてるんだ。暗いね。そんなことじゃ女の子にもてないよ。
341 名前: 13 投稿日: 2001/05/20(日) 22:27 ID:???
――ふぅん。無いんだ。
ひょっとして平和主義者ってやつ?へえ、そおなんだ。
でもそういう人って人とのイザゴザとか極力避けたりするべきなんじゃない?
人に誤解されるような視線送るなんて矛盾してない?
あ、別にさっきのこと気にしてないって。ジーョーダン。あははは。
え、私?私はあるよ。そっちのが自然じゃないかなぁ。
お母さんとか一回くらいは殺したいって思わない?
反抗期とか言って便利な言葉で大人は誤魔化すけどさ、
ホントの殺意だよあれは。それで子供も誤魔化せるからいいんだけどね。
『あの子は反抗期だから』って向こうから言ってくれるもんね。きゃはは。
話ズレちゃったね。
えっとね、私のクラスに八木原望ちゃんって子がいるの。
私の隣の席でね。友達誰もいなくって寂しかったから私から喋ったの。偉い?
でね、望ちゃんはいじめられっ子だったんだ。
顔もブーチャンじゃないし、バカでもないし、目立たなくって、普通の子。
だからそこが狙われたみたい。
マンガでよく描いてあるようなことされてたよ。あれ実際に生で見るとエグいねぇ。
机の上に落書きしたり、花瓶置いたりさ。鞄に猫の首いれたり。
でも望ちゃん、なんにも言わないんだよ。
最初は、何も言えないんだと思ったの。おとなしくしてて、納めようって思うじゃない。
火に油を注ぎたくないって誰でも思うじゃん。
あなただって人に下手な因縁つけられたくないでしょ?
だけどさ、望ちゃんは反応すらしないんだよ。怒らないし、泣きもしないし。
だからどんどんいじめはエスカレートしていったの。
あるときにはそれで授業が丸々一時間つぶれたこともあったよ。
ラッキーだろうって思う?授業中ずーっとかごめかごめ聞いていられる?
それにしても酷い話だよね。目立ったら目立ったでナマイキって言われるけど、
目立つところが何一つなくても、ツマンナイっていじめられちゃうんだもん。
いじめるほうは理由なんかなんでも良いんだろうけどさ。
誰にもいじめられなくなるとしたら、いじめる側に回るか、
ピエロになるかだよね。
私、人いじめるのは嫌だよ。偽善とかじゃなくて、メンド臭いもん。
これがばれたらどうしようって考えちゃう。そんな奴はいじめる方に向かないよね。あは。
ピエロはただのバカじゃん。うちのクラスにもいるけど。
あれが一番なりたくないよ。
でもさぁ、流石にこれは酷すぎると私も思ったわけ。
ほら、友達だし?あはは。偽善じゃないってば。
342 名前: 13 投稿日: 2001/05/20(日) 22:28 ID:???
で、放課後に望ちゃんに話しかけようとしたの。
そしたら、望ちゃんの机にはもう一人別の人がいたの。
赤川美奈子ちゃんって子。クラスの委員長さん。
美奈子ちゃんは前の中学でも生徒会長とかやったらしくってさ、
根っからの委員長体質が染みてたのね。
入学式のホームルームで先生が『クラス委員になってくれる者はいないか?』
って言ったら真っ先に手を挙げるような子だよ。
だから、自分のクラスにいじめがあるなんて嫌だったんだろうね。
彼女はこの学校でも生徒会長やりたいだろうから、あんまり先生に悪い印象を持たれたくないとも思っていたのかもしれない。
で、二人は何か話しているみたいだったの。
ま、一方的に美奈子ちゃんが喋りつけていたよ。
二人が一瞬私のほうをみたけど、また視線を戻したの。
私は、ちょっと離れたところから二人の、いや、美奈子ちゃんしか喋ってないんだよ。あはは。
美奈子ちゃんの話を聞いてたの。
美奈子ちゃんは望ちゃんにちょっと強い口調で話してたよ。
なんでも、それまでに何回もいじめグループに注意はしてたはずだけど、ちっとも収まらなかったから望ちゃんのところに来たんだって。
それはちょっとオカシイなっておもったけどさ、次の美奈子ちゃんの言葉聞いたらもっとびっくりしちゃった。
「ねぇ、あなた。誰か殺したいとか思わないいの?あんなことされてんのよ!?」
いくらなんでも言いすぎだよ。クラス委員長が「殺したくないの?」だよ?
で、私は「えっ」て声出しちゃってさ、また二人が私を見たの。
そしたら望ちゃんがね、「思うわ」って言ったの。
望ちゃんがいじめに関して初めて喋った言葉が、殺したい奴がいるってことで、私はまたびっくりしちゃったんだけど、でも、いじめられてる側からしたらそれは当然かもしれないね。
「ねぇ、あなたは?」って望ちゃんが聞いてきたの。
何で私にって思ったよ。だけど、「思うよ」って、望ちゃんに話したの。
そして、望ちゃんは私に何か言おうとしたんだけど、そこに美奈子ちゃんが間に入ってきて「ちょっと、今は私が八木原さんと話しているから邪魔しないでくれない?」って言うの。私がなんにも言えないでいるとね、
美奈子ちゃんは望ちゃんを連れてどっかにいっちゃったの。
ねぇ?美奈子ちゃんたちは何しに行ったか、分かる?
1.美奈子ちゃんの家でいじめグループを殺す方法を考えることにした。
2.黒魔術で悪魔を呼び出すことにした。
(2つ目にして最後の分岐。 次回は1時までに選択肢の多い分岐に移動。これってすっごく回りくどいですか?)
343 名前: 名無しさん@どーでもいいことだが 投稿日: 2001/05/20(日) 22:41 ID:.xBepKOw
>>342
2に一票!!
面白いけど君ってまわりくどいねっ(笑)
344 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 22:44 ID:KGCOYG5o
>>342
1.美奈子ちゃんの家でいじめグループを殺す方法を考えることにした。
(別にかまわないと思う。ゲーム本編をやってる感じが出て良いです。
でも、選ばれなかった方のストーリーも見たいです)
345 名前: 名無しさん@爆走中 投稿日: 2001/05/20(日) 22:45 ID:I7lpi/JU
>342
>これってすっごく回りくどいですか?)
いや面白い発送だと思うよ。じゃ私は分岐1選ばしてもらうよ
346 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 22:58 ID:???
>342
良いと思うです。
で、同じく1を選択。
347 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 23:05 ID:???
>342
2に一票!!
オカルト的な話のほうが楽しそうだから
348 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/20(日) 23:13 ID:???
>>342
うむ、2で
349 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 00:05 ID:???
>>342
自分は1きぼん
350 名前: 300 投稿日: 2001/05/21(月) 00:29 ID:???
なんか盛りあがっているな。
冒頭のネタふりからすると1も2も面白そうだ。
どちらともとれる展開?を希望。
一応1に投票するよ。
351 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 00:41 ID:???
現実的な話が好きなので1。
352 名前: 13 投稿日: 2001/05/21(月) 01:29 ID:???
そう。ひとまず邪魔な私がいる所からはさっさと出て、
落ち着く美奈子ちゃんの家で、じっくりと体制を整えようという、
ま、妥当な作戦だよね。
なんで知ってるかって?ちょっと後をつけてみたの。
ストーカーかと思われるかもしんないけど、女の後ろを女が歩くんだよ?
それでストーカーだって判断する人いないもんね。
で、二人が美奈子ちゃんの家に入っていくところまで確認したの。
私、しつこい?あはははは。
私も委員長の人に任せられるんならそっちのほうがメンドウじゃないしね。
その日はとっとと家に帰ったわけ。
でね、次の日学校に行くと二人とも来てないんだよ。お休み。
望ちゃんが学校休むのはさ、いじめられてたからね。
1日くらい学校休んでも、そっちのが全然自然じゃん。
今まで休まなかったのがおかしい位だよ。
でも、別の理由で毎日学校に来るべき委員長の美奈子ちゃんが来てないのもさ、あ、そりゃフツーのクラスメートは何にも思わないだろうけどね、
私は昨日のことがあったからさ、なんか心配になっちゃって。
で、お見舞いにいこうとしたの。友達思いだからさ。あは。
でもね、あ、君さぁ友達多い?あんまり突然友達の家にお邪魔したりするの、あんまりよくないよー。ご飯食べてたり、友達がお母さんに叱られてるとこ見ちゃったりとかしてさ、
そんなん最悪だよねぇ。ちゃんとアポとってから行くようにしないと。
353 名前: 13 投稿日: 2001/05/21(月) 01:31 ID:???
―――なんでそんなこと言うかって?さっきの例えで言えば前者のほうかな?
あたしは確かに美奈子ちゃんが昨日歩いた道を歩いたはずなのにさ、
なんか違うんだよ。なんていうか、道の感じが。
で、美奈子ちゃんの家に着いたんだけど、その家、空家なんだよ。もうボロボロの。
で、私はこっそり中を覗いてみたの。勇気あるでしょ?あは。
丁度黄色いカーテンが掛かっている窓があってさ、ちょっと千切れてて、部屋の中が覗けてテーブルが見えたの。なんか壷みたいなのがあるなぁって思ったの。
でも、よく見るとそれは違ったの。だってぶらぶら横に揺れてるんだよ。
美奈子ちゃんの首だったの。
首をちょん切って逆さまにしてロープみたいなので吊ってあって揺れてるの。
ロープは多分背骨だよ。背骨ってポコポコへこんでるよね。脊髄だっけ?
なにかで固定されててぷーらぷーらしてる首。
で、美奈子ちゃんはまだまばたきしてたんだ。死んではいないみたいだったけど、あれは生きてないよ。
私のほうを見たんだよ。ジッと。怖かったー。で、口だけ動かして、「にげて」って言ってるの。
私は動けなかったよ。カーテンだと思ってたらそれは美奈子ちゃんの背中の皮膚で、
白い綿みたいなものがあって、あれって脂肪なのかなぁ。いっぱい転がってたの。
血はあったのかなぁ。顔にも皮膚にも綿にも無ついてなくてさ。血は飲まれちゃったのかな?
体のパーツは食べられないもので、弄んでるって感じだったよ。
これで私の話は終わりだよ。
―――え?死神と何の関係があるんだって言いたい?
うーんとね。
いま、学校には望ちゃんは来てるんだよ。
美奈子ちゃんは病気で倒れたってことになっててね。
クラスの委員長は望ちゃんがやってるよ。
もう、すっごく明るくっていじめられてたことなんか誰も覚えてないくらい。
すっごくいいクラスになってるよ。
私も副クラス委員として頑張ってるしさ。望ちゃんに頼まれたら断れないじゃん?あははは。
私クラスで一番望ちゃんと仲いいんだよ。今度紹介してあげるよ。
あ、今度望ちゃんが生徒会長に立候補したら一票お願いね。良いと思うよ。彼女が会長の学校ってさ。
そうそう、君さ、あんまり人との関わりを避けようったってあんまり意味無いよー。
避けたら避けたで、偽善者から声は掛かってくるし、積極的だったりしたら、馬鹿踏むかも知んないしさ。
ま、とにかく、死神には嫌われないほうがいいよ。向こうは気まぐれだけどさ。きゃははは。
で、次は誰が話してくれるの?
354 名前: 名無しさん@どーでもいいことだが 投稿日: 2001/05/21(月) 01:37 ID:6doDf1LY
おもしろいけど これはどっちのストーリーなの??
355 名前: 13 投稿日: 2001/05/21(月) 01:50 ID:???
説明不足ですいません。1が6票、2が3票だったので1番です。
本末転倒ですが、>>344さんのような声が多いのであれば
2番も書きます。(ここじゃなくて、どっかに置くこともできます)
356 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 02:09 ID:???
つーか、怖い。
357 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 02:37 ID:???
いや、すげー面白い。
んで、怖いよぅ。(泣
361 名前: 13 投稿日: 2001/05/21(月) 03:45 ID:???
2.黒魔術で悪魔を呼び出すことにした。
http://www30.tok2.com/home/orange17/2..html
読みたい方、どうぞ。このまま闇に屠られるのもなんなので・・・
あのね。黒魔術で悪魔を呼ぶことにしたんだよ。
知ってる?黒魔術?
悪魔くんが魔方陣描いて「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム・・・」
って言うヤツ。
―――笑った?
って笑ってないよね。わかってるわかってるってば。
君は平和主義者で、人と面倒起こさないタイプだもんね。あはは。
美奈子ちゃんってそういう本とか読むの好きらしくて、外国の本とか、悪魔を呼び出すグッズとかいっぱい持ってるんだよ。
え?なんでそんなことまで知ってるのかって?やっぱり思うよねぇ。きゃは。
聞いてよ聞いてよ。私ね、その夜中に電話で呼び出されんだよぉ。
お風呂入ってもう寝ようかなって思ってたら美奈子ちゃんから電話が掛かってきたの。
今学校にいるんだけど、今日の放課後のことであなたも関係があるんだから来てよって。
なんでも確実に沢山の人間を殺すような悪魔を呼ぶには普通の魔法陣とかじゃだめなんだってさ。
低級な悪魔がでてこられても話にならないんだって。悪魔に対してすごい事いうよね。
教室みたいな狭い空間に特別な模様を描いて、呪文を唱えるんだって。
そのときに3人いなくちゃいけないっていうんだよ?
契約する人と、仲介する人と、ただ観てるだけの人。
ホントかなって疑ったけどさ、行かないと悪い気がして学校にいったの。
でもさ、学校に行く途中で思ったんだけどね、
これって美奈子ちゃんが黒魔術を実験したいだけなんじゃないのかなぁってさ。
自分は安全で魂を売ることなく、上物の悪魔を見られる。いじめがなくなって、生徒会長にもなれる。
うん。それだけのためだったら私は遠慮したけどさ、美奈子ちゃんが電話で言ってたことが
ちょっとだけひっかかったの。そう、望ちゃんのことだよ。
「ねぇ、あなた八木原さんと親しい?今日はじめて面と向かって話したけど、彼女もあたしみたいな子なのかしら?」
美奈子ちゃんはちょっと変わってるって意味で言ったんだと思うよ。
それで、望ちゃんがあのとき教室で私に言いかけたことを思い出してさ、行くことにしたんだ。
学校に着くと校門のところで美奈子ちゃんがいて、教室まで案内されたの。
机と椅子は全部隅っこに寄せて、電気はもちろん消してるよ。ロウソクが八角形で並べてあってね、ぼーっと床を照らしてるの。
魔方陣、キレイだったよ。蛸みたいな模様も見えたかな。
「望ちゃんは?」
「今、トイレに行ってるわ。それにしても彼女は変わっているわね」
「なにか言われたの?」
「いえ。だけど、私が『黒魔術で悪魔を呼んであいつらをなんとかしてもらおうか』って言ってもパカにもしないし、
文句もいわないで頷くだけなのよ。悪魔が来て願いを叶えて貰うってことはあなたの魂を悪魔に譲るのよ?
って言っても同じ。彼女が自分から話したのは、あなたに聞いたことと一緒よ。『あなたは誰かを殺したいと思ったことがある?』って」
「なんて答えたの?」
「私は人を殺したいと思ったことなんかないわ。障害があったらまず自分に力をつけて乗り越えられるようにするもの。
だから、彼女みたいになんにもしない子見るとイライラしちゃってあんなこと言っちゃったけどね」
それからちょっとして望ちゃんが帰ってきて、いよいよ儀式は始まったの。
望ちゃんを魔方陣の前に立たせて黒い布をかぷせてさ。
美奈子ちゃんは私に「何もしないで黙って見てて」って言ってまず
子瓶を取り出して、中の液体をロウソクの近くにポトポト落として歩いて回ったのね。
なんかアフリカの人が喋る言葉みたいなの喋りながら。
ゲジゲジみたいな虫の干物や、蛙の心臓とかを魔方陣に放り込んでいくの。
夜の校舎ってさ、空気がピーンと張ってるんだよ。知ってた?
でもね、美奈子ちゃんが呪文を唱えながらコウモリの羽とかいれてるとさ、
空気がどよーんとしてきてさ、魔方陣から蒸気みたいなのが出てきてね、すっごい気分悪くなるニオイがするんだよ。
地面が揺れてるみたいだったけど、教室の外はまったく変わってないの。揺れてるのはここだけってことだよね。
「来たわ!!」
美奈子ちゃんがそう叫ぶと同時に、八角形のロウソクの中に何かがいるのがはっきり分かったよ。
魔法陣の中は蒸気でいっぱいでさ、教室中に煙みたいなのが溜まっちゃって、息するのも辛かったんだから。
「我を呼んだのは誰だ」
突然声が響いたの。すっごく重い声。
「わ、私です」
美奈子ちゃんは震えてたよ。私もだけどさ。私は怖くて震えてたけど、
多分美奈子ちゃんは感激してたんじゃないかな。感動の震えだよ。
「貴様か。では、我の力を必要とするものは何処だ」
「あそこにいます」って美奈子ちゃんは布に包まれた望ちゃんを指差していったんだよ。
「奴には、我が望みを叶えたら死後の魂は我がものになると説明し、承諾したのか」
「はい、しました。承諾もとりました」
なんで美奈子ちゃんしか喋らないかって言うと、さっきも言ったけど、3人の役割があるわけね。
美奈子ちゃんは仲介役。交渉の責任者ってとこかな。で、望みを叶えてもらって魂を捧げる人は、
願い事を聞かれたとき以外は喋っちゃ駄目なんだって。
私がいる理由は、バランスをとるため、らしいんだけど、美奈子ちゃん難しいこと言ってて良くわかんなかったの。
「では、望みを・・・」
悪魔の声がそこで止まったの。
まさか悪魔も噛むのかなぁって笑いそうになっちゃったんだけど。そしたら、
「貴様!我を殺す気か!」
ってすんごいでかい声がして、美奈子ちゃんは突然、飛び上がってね。
ガツン!って音がして美奈子ちゃんの頭と天井がぶつかったの。何度も何度も。
「なんでなんで」って美奈子ちゃんの声が聞こえてったけどだんだんかすれていったよ。
私は何が起こってるのか分かんなくって、美奈子ちゃんのスカートがヒラヒラしてるのをぼーっと見てたの。
カラスみたいな手がシュッと伸びてきてね。お腹を真ん中から真っぷたつにして、また煙の中に戻っていったよ。
「私は何にも関与はしていませんので・・・」
急に弱々しい声になって悪魔は去って行っちゃった。ニオイも揺れも途端に無くなったんだよ。
あ、ニオイは残ってたんだ。美奈子ちゃんの血のニオイだよ。体の中のニオイかもしれない。
「美奈子ちゃんは責任者だったからね。悪魔に無礼なことをしたから、そりゃあ殺されちゃうか。人間の社会とそんなに変わらないことだよね。突然殺したりはしないけどさ」
望ちゃんだったの。私を見る目の黒と白が反対だったけど、喋っているのは望ちゃんだったよ。
「私ね、死神なんだよ。全部の死を支配してるんだけどさ。結構大変なんだ。全部の死をいちいち決定するのって。だから人間には私が手を加えなくっても勝手に死んでくれるようにいろいろ手ほどきをしてるんだけどね。ほら、私をいじめている子たちなんか、いい具合に手伝ってくれそうでしょ?美奈子ちゃんは駄目だね。本心で『人を殺したい』って思えない偽善者は、私の仕事を増やすんだよ。誰だって自分の仕事は楽したいでしょう?人間にもその気持ち分かるよね。あなたは正直で私の邪魔にならなさそうだから生かしておいてあげるね。あ、殺したい人いたら言ってね。暇だったらそいつ殺してあげる。」
気がつくと私は家のベッドで寝てたよ。
教室にいったら机がちゃんと並んでて、ロウソクも、魔方陣も美奈子ちゃんもきれいになくなっていたの。
机は1つ足りなくなっていたけど。
―――ねぇ、君さ、ヘイワシュギなんだよね。
それで、できるだけ他人との摩擦が少なければいい人なんだよね?
人の主義に口出ししたくないけどさ。死神の仕事増やしてあげないでね。
人間でもそうだけどさ、仕事に追われてる人って可哀想なんだよ。あ、人じゃないか。
きゃはは。
これで私の話は終わりよ。
で、次は誰が話してくれるの?
362 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 03:54 ID:???
>>361
さっそく読まさせていただきました。
良いです。
スレ違いだろうが板違いだろうがどうでもいいから、
思う存分書いてください。
358 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 02:47 ID:???
自作のシナリオなんてこのゲームと関係ないんじゃないの?
スレ違いどころか板違い。勘違いしないで欲しいわ。
>>300、>>303、>>319、>>333とも、自分で何をしているかわかっているの?
あなた達がしている行為こそ、死神を煽る行為なのよ。
それに>>300で言っていた隠しシナリオの条件なら私、知っているわ。
発売からしばらくたって、プレステ版も出たし攻略本も出尽くした。
にも関わらず、その存在があまり知られていないのは何故だかわかるかしら?
そのシナリオを見たものは確実に死ぬからよ。
死んでしまってはそれを人に伝えることもできないわよね。
それでもそのシナリオを出す条件を知りたいっていうの?
あなた、相当勇気あるのね。それともまだ信じていないからかしら。
先に断っておくけど、私嘘が大嫌いなの。
嘘をついているかどうかは、すぐにわかるわ。
嘘をつくと、知らず知らずの内に不自然な仕草が出てくるもの。
今後絶対に嘘はつかないって約束して。
いいわ。じゃあ教えてあげる。
その前に、「百物語」という話を知っているかしら?
怪談通にしてみればかなり有名な話よね。
この話はゲーム化されたこともあったし、あなたなら知らないはずがないわ。
簡単に説明すると、一つの部屋に100本の蝋燭を立てておいて、そこに集まった人達が次々に怖い話をしていくの。
そして一つの話が終るたびに、一本づつ蝋燭の炎を消していくのよ。
100の話が終り、全ての蝋燭の炎が消されたとき…
何かが起きる。
一体何が起きるのか、あなたは知ってるかしら?
知っているはずはないのよ。
知っている人はこの世に居ないんだから。
359 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 02:47 ID:???
ところで、学怖のシナリオの数が何本あるのか知ってる?
一周で7つのシナリオを聞くことになるけど、順番を変えて聞くと違うシナリオになるから、7×7で49本は少なくともあるわよね。
でも一つのシナリオの中で分岐して全く違うシナリオになることもあるわ。
単純に2倍にしただけで、98本。
分岐の数は2つとは限らないけど、同じシナリオが続くこともあるし、怖くない話になる分岐もあったわ。
差し引きして、総シナリオ数は一体何本と言えるのかしら?
…私が何を言いたいのか、薄々感づいてきたみたいね。
そしてあなたが言いたいことはもうわかっているの。
プレステ版で、シナリオが大幅に追加されたわよね。
それで2倍になんかしたら100なんてすぐに超えてしまう。
その全てのシナリオを見たはずなのに、何も起きないじゃないかって言いたいのよね。
残念ながら、百物語の最中は席を空けてはならないというルールがあるのよ。
追加されたシナリオを聞くには、主人公を変えないと聞けないわよね。
それでは駄目なのよ。百物語を達成したとは言えないわ。
おそらく製作スタッフにも、ぶっ続けで全てのシナリオを聞いた人はいなかったんでしょうね。
だけど、>>301で言ってたそのテスターは、100のシナリオを達成してしまったのよ。
そして何かが起きた。>>300もその結末は知らないのよね。
百物語の結末は、まだ誰にも明らかになっていないのよ。
あなたは安心して平気だと思うわ。
途中で電源を切って違うことをすれば、そこでルールは破られたことになるから。
もし万が一、リアルタイムセーブ機能等を使って続けているのなら話は別だけど。
ふふふ…どうしたの?顔が真っ青よ。
まさか、そんな機能は使っていないわよね?
はじめに嘘はつかないって約束したはずよ。
最近物騒な事件が多いから、気を付けた方がいいわ。
特にカッターの…こんな音が耳元で聞こえたら覚悟した方がいいわね。
ところでここの語り部達はどこかの誰かさん達に似ている気がしないかしら?
せっかく開発スタッフたちが100に満たないように調整したはずなのにね。
ここでの話を最後まで聞いてしまったら…どうなるのかしら。
>>333さんの話に出てきた八木原さんみたいに、死神に好かれてたら助かるかも知れないわね。
私の話はこれで終り。
あと何人の語り部がここにいるのかはわからないけど、
カウントダウンは確実に始まっているわ。
さあ、次は誰が話をするの?
360 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 02:57 ID:???
>>358=359
あんた才能あるよ。マジで。
363 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 05:44 ID:GkvbAqnY
あっという間に「学校の語り部だけどなんか怪談聞きたい?」に早変わりだな。
364 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 06:02 ID:???
>>363
まあそれはそれで。
365 名前: 13 投稿日: 2001/05/21(月) 13:09 ID:???
>>358=359 さんすごいっすね。
うまい。
367 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 23:10 ID:???
最良スレに認定!!( ´∀`)
368 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/21(月) 23:38 ID:???
マジ面白いのぅ。このまま、隠しシナリオまでいってくれい。
369 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 00:30 ID:???
期待をすればするほど挫折が恐い
370 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 02:42 ID:???
挫折、ね。
弱者にこれほどふさわしい言葉はないね。
例えるならそう、ヘビに睨まれたカエル?
いや、そのヘビをも食らおうとするイボガエル様に見つめられた者が吐くセリフだよ。
もちろん僕のような選ばれし「優良種族」には縁のない言葉だけどね。
しかし希有だよね。
こんなかたちでまた君達と出会えるなんてさ。
涙の卒業から随分経つというのに、うちのクラスときたら同窓会すらやらないんだから。
大抵、卒業して何年かしたらやるだろ?ねぇ。
…おい、そこ。
誰が誘ってもらえてないだけだって?
そんなわけないだろ。この僕を差し置いて同窓会やったって意味ないでしょうが。
そうした催しごとにはエンターティナーが必要だろう?
そう、言わばスター的存在がね!
この僕ほど、同窓会の司会者に適した人材が他にいるかい?
いや、いない。
おそらくこの宇宙を隅から隅まで探したっていやしないさ。
それだけ僕等はすんばらしい能力を持っているんだよ。
…信じていないね。その目は。
まあいい。その力の一端をここで見せれば信じるしかないだろう。
まず、そこの君。コップに水お願い。
そっちの君は紙にあれ書いといて。あと新500円玉。
371 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 03:02 ID:???
これはイマイチ。文章力が…。
372 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 03:29 ID:???
風間さんは僕と隣にいた暗そうな人を指差して言った。
他の皆も僕達を見つめている。
仕方ない、気は進まないけどやるか。
僕は席を立ち、コップに水を入れながら考えた。
それにしても一体何を言っているんだこの人は?
「イボガエル」だの「優良種族」だの。ワケが分からないよ。
…この辺りのことは深く考えないようにしよう。
考えれば考えるほどこの人のペースなんだから。
僕は水を入れたコップをテーブルに置いた。
すると風間さんは「よくできました。…ハイ君、彼は僕の言うとおりにしたんだ。次は君の番。」と隣の人を急かした。
しかし隣の人は顔を上げようともしない。さっきからずっとうつむいたままだ。
それに気を悪くした風間さんは立ち上がって「君!僕がせっかくいいものを見せてあげると言っているんだ。そのくらいの協力はして当然だろう!?」とつめよったがそれでも隣の人は無反応。
まずい。これ以上険悪になると喧嘩になってしまう。
そのまま見ておきたい気もしたが、とりあえず僕はこの場を収めようとした。
「まあまあ。僕がやりますから。風間さんもそんなに怒らないで下さい。」
風間さんは分かってくれたようで「全く…」と独り言をいいながらも席に着いてくれた。
僕は、財布を出して新500円玉を探す。運よくあった。
500円玉が財布にあることは分かっていたけどそれが新なのか旧なのかなんて絶対考えないよ。
大体どうして新500円玉でないといけないだろう…と思いながらそれもテーブルへ。
後は紙に「あれ」を書けば風間さんの舞台となるんだけど「あれ」って何のことだろう?
まさか紙にそのまま鉛筆で「あれ」と書け、という意味ではないはずだけど。
とりあえず何も書かずに紙と鉛筆を用意してテーブルに置いた。
「あのう風間さん…『僕がやります』と言っておきながら申し訳ないのですが…
さっき言った『あれ』って何の事なんですか?」と僕は聞いた。
風間さんはフウとため息をついた。
まるで「そんなことも知らないの?」と言いたげだ。
#316さんとは別人です。
373 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 03:29 ID:???
さて、準備が整ったところで始めようか。
ん?イマイチ?文章力が無いだって?
…失礼な。
僕は遊びでやってるんじゃないんだよ?
これらは全て儀式に必要なものなんだ。
君がそんな態度じゃあ、神聖な儀式も台無しだよ?
オホン、では気を取り直して…ZHKSJDM、SDNTUYIUYW…
ビカーッ!ガラガラガラ!ドッカーン!!…。
…ね。すごかったろう?
お見せできないのが非常に残念だが、今僕の手には君が一番欲しがっているものが握られているんだ。
君に直接渡してあげたいのは山々なんだが、今回は縁が無かったと諦めてくれ。
たっぷり楽しんで頂いたところで、僕の話はおしまいだ。
え?全然怖くなかったって?
そりゃ、怖い話なんかしていないからね。
どちらかというと夢のある話だったかな?
ま、ここらで一息つくのもいいじゃないか。
>>の言うような百物語になってしまったらそれこそ大変だろ?
ここにいるのは当時と同じ面子、そしてこの場所は時の止まったレトロゲーム板。
全てあの時のまま、続いているんだ。呪いの儀式はね。
君…次あたり、そろそろやばいんじゃないか?
そうなる前に、やはりこれを渡しておこう。
∩
l | ∩
lヽ / / / l
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/ / / レ / ノ |
| ヽ 。_ 。 〈 //
| /o;:へ゜ヽ ∠_
| ∈∈ー∋∋―-ニ⊃
/ ι /u
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/
374 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 15:32 ID:???
?????
376 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/22(火) 23:48 ID:???
そのうち、これをまとめて一つのサイトにしよう
377 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/23(水) 00:01 ID:Akhv0Fug
すごいねー。
378 名前: NAME OVER 投稿日: 2001/05/23(水) 01:47 ID:vwm9AVRo
6話目は誰が話してくれるの?
C
どんどんつながっていく伏線は近作にない満足感。
ただ、SF要素とミステリー要素の関係の弱さやストーリーに何の影響も与えないどんでん返し等、これ以前の作品に比べて一歩劣る。
あと、『七回死んだ男』について以前“この話のラストが美しいのは真相解明であると同時に愛の告白でもあるから”という意見を聞いたが、本作ラストのアレも同じ趣向だったのではないか。
つまり、サプライズより物語面での着地の良さが狙いだったのだと思う。あまりにも不可解かつ解釈困難な謎を残したがため裏目に出たが。
C
『占星術殺人事件』に次ぐ、御手洗シリーズ第2弾。 1作目を未読でも問題はないが、傑作なのでぜひ読んでいただきたい。
確かに意外ではあるが、このトリックはやりすぎだろう。
驚くより苦笑いするしかなかった。
途中については面白味こそないものの、前作のような読みづらさ・露骨に無駄な部分は見受けられなかった。
良くも悪くも薄味になった感のある一冊。ただ、前が濃すぎただけで1つの作品としてハードルは十分クリアしている。
あと、「全員、全部屋、念入りにやりましたよ。」(P219)と言っておいて「あなた方は私に遠慮して~」(P335)ってそれはないだろう…。
D
設定はかなりありきたりだが、展開が斬新。
普通のマンガではありえない理由で、窮地に陥ったり、逆にやすやすと困難を乗り越えたりと予想がつかずおもしろい。
難点はどう見ても打ち切りなラスト。サバイバルというのは生き残るまでを描くもの(たとえ、生き残った先に別の困難があっても一つのシチュエーションは生存し区切りをつけている)なのだから、そういう意味では落第点を与えても良い作品(アリとの戦いはシチュエーションとしてカウントするには弱い)。
あと、最終回であそこまで読者を煽るのには悪意すら疑ってしまう。
ちなみにカバーが妙にエロイが本編にそういうシーンはほとんどない。
賭博黙示録カイジ(1~6)/福本 伸行 <再読:単行本→コンビニ版>
B
弱肉強食編・権謀術数編・高層綱渡り編・人間競馬編・常勝皇帝編・逆襲奴隷編を読了。
語りがうまく、絶望的状況での騙し合いに自然と引き込まれてしまう。
また、再読して気づいたが、まったくとまではいかないものの、おもしろさが色あせていない。主人公が勝つとわかりきっていても楽しめるバトル物のように、このマンガがトリックだけでなく"勝負"として魅せるものだからだろう。
ただ、やはり鉄骨渡りパートの失速感は否めない。頭脳戦でないのもさることながら、作中でカイジが言っているように奪い合いでないのが痛い。
あと、初期の利根川を見るに、絵は独特というより汚め。
C
『Variante ヴァリアンテ』の男版といったところ。
あちらが、心理描写に重点を置いていたのに対して、事件との戦いをメインにしている。また、こちらは適度にラブコメ的な日常の風景が挟まれ、読者を和ませてくれる。
ただ、終盤のあれやこれやは意外というより唐突に感じられた。
あと、最終巻で街の惨状がまったく描かれなかったのは残念。事件をスケールダウンさせてしまっているし、『ぼくらの』のキリエではないがやはり違和感を覚えた。
C
『ボッコちゃん』や『1999年のゲーム・キッズ』のようなオチのある小話的なものではなく、本当に短い小説という感触。
『猛烈社員無頼控』のようなギャグマンガ的な描写でも自然と情景が浮かぶ文章や、多彩な内容はさすがと言ったところ。
ただ、逆をつけば楽しみ所がよくわからない話に出会いやすい。『モーツァルト伝』は史実を改変しているのはわかったが、それの何がおもしろいのか理解できなかった(私が氏に疎いのもあるだろうが)。
しかし、センス抜群な表題作といい、皮肉のほとんどが今にも通ずるとは…人間がいかに進歩しないかである。
C
『ダレカガナカニイル…』をさらに複雑にした感じ。
おまけに説明が少しわかりづらかった。特に、時間の流れに関する部分では誰もが引っかかるのではないか。
時系列を無視して、それぞれの人物に何があったか個々の事実だけを見れば飲み込みやすくなるか。
なんにせよSF的にもミステリー的にも予想以上に手の込んだ作品ではあった。
余談だが、『ハサミ男』に似ていると思って読んでいたら、カメラのレンズを「バズーカ砲」と比喩していて苦笑させられた。
あと、3枚目のカラーイラストからさっするに、あれは学校の制服なんだよな?
D
一般受けしそうにないマンガであり、『まだ旅立ってもいないのに』でも書いたように私はこういった作品を理解できない一般人である。
上記作品に比べると話自体のアクはそう強くない。わからない部分はあるものの、1つの話として意味は通っている。
絵は毎話テイストが変わるのだが、つかみとなる1話目が少々変わった絵でとっつきづらい。正直、最後まであのノリが続いたらEランクも検討していた。
稀に見る傑作。
A
おもしろい。
B
まあまあ。
C
標準ランク。人によってはB。
D
微妙。
E
読むのが苦痛なレベル。
F
つまらないを越えた何か。
×
エックスではなくバツ。よほどアレでない限り使わない。