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探偵映画 (講談社文庫)探偵映画/我孫子 武丸

 

C

 映画である事をしっかりと活かしたオリジナリティーは評価。

キャストの問題など制作部分での事情が考慮される推理、“映画の一場面”として部分的に見せるという手法だからこそ栄えたであろうネタ、監督の失踪。

8の殺人』や『0の殺人』で毎度の如く問題にしているネタバレも、おそらく(私は未見の映画ばかり)今回は許容範囲。

 ただ、推理物としてやや弱いのが難点か。なるほど、と膝を叩きたくなるようなオチだけど驚愕まではいかなかった。

余談だが、P30の「死霊に盆踊りでも~」という『死霊の盆踊り』をパロった比喩には失笑させられた。噂には聞いていたが、そんなに酷い映画なのだろうか。

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